厚労省 21年度介護費用11.3兆円で過去最大を更新 01年度の2.6倍

厚生労働省は8月30日、2021年度の介護費用(保険給付、自己負担含む)が、前年度に比べ2,296億円(2.1%)増の11兆2,838億円になり、過去最大を更新したと発表した。介護保険制度がスタートした翌年の2001年度(4.3兆円)の約2.6倍に膨らんでいる。高齢化の進行による要介護者の増加に伴い、介護サービスの利用者が増え、2年連続で11兆円を超えた。