滋賀・大津市で3/21「世界ダウン症の日」理解深める作品展

滋賀県大津市で、国連が定めた「世界ダウン症の日」の3月21日、ダウン症の3人の作家が描いた油絵・書道、染め物などおよそ20点を集めた展示会が開かれた。ダウン症の人やその家族への理解を深めてもらおうと企画されたもの。
書道の中村毅さん(37)、油絵の山岡由佳さん(41)、染色作家の柏原正枝さん(59)の3人の作品展で、柏原さんは柿渋などで様々な模様が染め上げられた滋賀県伝統の綿織物「高島ちぢみ」などを出品。山岡さんは果物や窓辺の景色を色鮮やかに表現した作品、中村さんは印象的な「夏」「愛」などをそれぞれ1文字ずつ力強い筆致で書かれた作品をそれぞれ出品していた。