公立小中学校のバリアフリー化 近畿はいずれも全国平均上回る

文部科学省の全国の公立小中学校のバリアフリー状況の調査によると、車いす利用者のトイレを設置している学校は、大阪府の96.4%の全国トップを筆頭に、近畿2府4県はいずれも全国平均の65.2%を上回った。
また、校舎の玄関から教室までの段差をスロープで解消している学校は、滋賀県の96.5%を筆頭にいずれも全国平均の57.3%を上回った。このほか、エレベーターを設置している学校は滋賀県、兵庫県、大阪府はそれぞれ、全国平均の27.1%を上回った。文部科学省は2020年5月、全国2万8,000校余りを対象に設置・設営状況を調査した。