厚生労働省の「毎月勤労統計調査」の速報値によると、2022年の実質賃金は前年比0.9%減少した。現金給与総額は平均32万6,157円で前年比2.1%増え、1991年に次ぐ31年ぶりの伸び率となった。だが、物価上昇率が3%と高く、実質賃金は2年ぶりのマイナスとなった。
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加藤厚労相 22年の出生数「77万人前後」の見込み
厚労省 看護師・介護士の処遇・賃上げ実態検証へ
岸田首相 子育て世帯へ住宅支援拡充 骨太に盛り込む
22年の完全失業率は平均2.6%で前年比0.2㌽改善
日本で働く外国人は最多の約182万人 ベトナム最多
23年度年金3年ぶり増額 支給額抑制で実質目減り
中国本土の22年総人口61年ぶり減少 前年比85万人減
中国国家統計局は1月17日、香港、マカオを除く中国本土の総人口が2022年末時点で14億1,175万人となり、前年から85万人減少したと発表した。同国の人口が減少するのは1961年以来61年ぶり。
出生数は前年比106万人減の956万人で、6年連続で前年を下回った。死亡数は1,041万人だった。出生数を総人口で割った「普通出生率」は0.677%と、建国以来の最低を更新した。
同国では少子高齢化が加速している。発表によると、2022年末時点で65歳以上の人口は2億978万人で、総人口に占める割合は2021年の14.2%から14.9%に高まっている。
中国政府系調査機関の中国社会科学院は2019年、中国の人口が2029年にピークを迎え、2030年から減少するとの予測を発表していたが、8年早まった。
OECDで50歳日本女性の生涯子どもなし27%と突出
成人年齢引き下げ後,初の「成人の日」各地で式典
民法改正で2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられ、初めて迎える「成人の日」となる。多くの自治体は1月8、9の両日、名前を「二十の集い」「二十歳を祝う会」などとし、これまで通り20歳を対象に新たな門出を祝った。
自治体の中には「18歳」「19歳」「20歳」の3回に分けて祝いの式典を行うところや、18歳の制服姿の高校生を対象に成人の日の式典を行ったところもあった。このほか、新型コロナウイルス禍で祝いの式典が見送られた22歳を対象にした、2年遅れの「22歳の集い」などと題した式典を実施した自治体もあった。
総務省によると、改正民法施行の経過措置に伴い、今回の成人は18〜20歳が対象。18歳は112万人、19歳は113万人、20歳は117万人という。