警察庁のまとめによると、今年6月までの半年間に全国の警察が遺体の検視や調査を行った10万2,965人のうち、およそ3割が自宅で発見された1人暮らしの人で、死後1カ月以上経過して見つかった「孤独死」や「孤立死」の人も3,936人と4,000人近くに上っていたことが分かった。
自宅で発見された1人暮らしの、およそ3割にあたる3万7,227人を年代別にみると、85歳以上が7,498人で最も多く、75〜79歳が5,920人、70〜74歳が5,635人などとなっており、65歳以上の高齢者が全体の7割以上を占めている。
死亡してから発見されるまでの経過日数では、1日以内が最も多かった一方、31日以上経過していた人が合わせて3,936人に上り、驚くことに1年以上経過していた人も130人いた。
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トライト, GTN 介護の「特定技能」外国人人材紹介で提携
医療・介護・保育分野を中心とする人材サービスとデジタルソリューション等の事業を手掛けるトライト(東京本社:東京都品川区、大阪本社:大阪市北区)は8月20日、外国人支援事業を展開するグローバルトラストネットワークス(本社:東京都豊島区、以下、GTN)と、介護分野における「特定技能」外国人の人材紹介で業務提携したと発表した。
介護事業所の幅広いネットワークを持つトライトグループのトライトキャリアが全国13都府県の介護事業所に対し、外国人採用における要件のニーズ把握や解決策の提案等のコンサルティングを行い、人材確保に向けた支援を強化する。GTNは採用を希望する介護事業所に向けて、アジア圏から「特定技能」外国人を募集し、トライトキャリアと協力して面接支援などを行う。
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京進 印NSDCIと介護”特定技能”人材で連携 26年に200名
総合教育サービス、保育、介護事業などを手掛ける京進(本社:京都市下京区)は8月19日、インド国家技能開発公社(National Skill Development Corporation、以下NSDC)の100%子会社、NSDCインターナショナル(以下、NSDCI)と、介護分野における「特定技能」人材の紹介事業について、両社によるパートナーシップ協定を締結したと発表した。
同社は今回の協定により、まず2026年までにインドから200名の雇用創出を目指している。また、同社の国際人材交流事業全体では2030年までに合計1万人の入職支援を目標としており、介護人材不足の解消をはじめとする人材不足課題の解決につなげていく。
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東急G 宿泊業で「特定技能」海外人材の大型受け入れ開始
東急不動産(本社:東京都渋谷区)および東急リゾーツ&ステイ(本社:東京都渋谷区)は8月13日、両社が開発または運営する「東急ハーヴェストクラブ」や「東急ステイ」など、宿泊事業等のサービス業における人手不足解消に向けた取り組みの一環として、東急リゾーツ&ステイで「特定技能」海外人材の多人数採用を開始したと発表した。
今回、宿泊施設の安定的n運営を図るため、ONODERA USER RUN(本社:東京地千代田区、以下、OUR)が運営する現地無償教育機関(OURミャンマーアカデミー、OURフィリピンアカデミー)の特定技能海外人材52名を採用した。今回の採用は東急リゾーツ&ステイとして、初めて多人数採用での特定技能海外人材の受け入れとなる。
22年”熟年離婚”の割合23.5%で過去最高に 高止まり
厚生労働省の2022年の人口動態統計によると、2022年に離婚した夫婦のうち同居期間が20年以上だった”熟年離婚”の割合が23.5%に上り、統計のある1947年以降で過去最高になった。
2022年の離婚の全体件数は17万9,099組(同居期間不詳の1万2,894組を含む)で減少傾向にあり、ピークの2002年(28万9836組)に比べると約4割減少している。一方で、同居期間20年以上の夫婦の離婚は3万8,991組で、この20年以上、4万組前後で高止まりしている。
専門家は、高齢化の進行により夫婦の老後が長くなったことで、人生を再設計するケースが増えていることが、熟年離婚高止まりの背景にあるとみている。