日立製作所、介護関連事業のエムダブルエス日高(MWS日高)、ICTを活用した介護予防・介護改善に取り組む一般社団法人ソーシャルアクション機構は11月11日、高齢者など日常生活を送るうえで必要な移動手段が確保できない移動制約者に対して、オンデマンドの移動サービスの提供に向け、福祉・介護型MaaSに実証実験を、11月15日より開始すると発表した。
ソーシャルアクション機構と日立は、組み合わせ最適化を実現する計算手法を用いて、通所介護施設の送迎計画を高速に自動立案するほか、移動制約者からの乗車要求に応じて送迎中の車両とのマッチングを行うオンデマンド送迎の仕組みを新たに開発し群馬県高崎市内のMWS日高の介護施設において、サービスの実証を行う。