エーザイ 認知症新薬 米国の「投与環境の整備に全力」

製薬大手のエーザイ(本社:東京都文京区)は7月19日、米国で投与が始まったアルツハイマー病新薬「アデュカヌマブ」(一般名)について、「投与環境の整備に全力で取り組む」とのコメントを発表した。
米バイオジェンと共同開発した同新薬を、一部の米医療機関が使用を見送る方針を示し、普及に懸念が生じている。こうした動きを受けたもので、エーザイでは「他の米大手医療機関などで採用が進み、投与人数も増えている」としている。