高齢者のコロナ感染「家庭内」「施設内」で76%に 東京都調査

東京都の調べによると、都内で11月に新型コロナウイルスの感染が確認された65歳以上の高齢者で、感染経路が分かっている人のうち「家庭内」と「施設内」を合わせると76.1%に上ることが分かった。
東京都で11月、コロナの感染が確認された65歳以上の高齢者は1,348人で、このうち654人は感染経路が判明している。この654人について調べたところ、「家庭内」での感染が最も多く293人で44.8%を占めた。同居する子どもや孫たちから感染したという。次に多いのが「施設内」の205人で31.3%だった。入院する医療機関や入所する老人ホームなどで感染したという。この結果、「家庭内」「施設内」を合わせると498人で、76.1%に上った。