待機児童2,944人で最少を更新 5年連続減少 厚労省

厚生労働省は8月30日、保育所の「待機児童」が4月1日時点で2,944人となり、5年連続で減少したと発表した。1年前より2,690人少なく、過去最少を更新した。受け皿となる保育施設の整備が進んだことと、新型コロナウイルス禍による利用控えや子ども減少の影響もあった。1994年の調査開始から初めて3,000人を下回った。直近のピークだった2017年の2万6,081人から88.7%減少した。この結果、全国1,741の市区町村のうち1,489(85.5%)で待機ゼロとなった。