内閣府が公表した2022年版「高齢社会白書」によると、65歳以上の高齢者のうち3割超の人が経済的な暮らし向きについて不安を感じていることが分かった。調査は2021年12月、65歳以上を対象に調査し、2049人から回答を得た。
「家計にゆとりがなく、多少心配」23.7%、「家計が苦しく、非常に心配」7.5%を合わせて、心配を感じている人は3割超だった。
一方、「家計にゆとりがあり、全く心配なく暮らしている」は12%、「家計にあまりゆとりはないが、それほど心配なく暮らしている」56.5%となり、合わせて7割近くは「不安を感じていない」と回答している。