みずほ信託銀行、損害保険ジャパン、SOMPOひまわり生命保険の3社は10月27日、認知症対応に向けた新たな協業を開始すると発表した。この第一弾として、みずほ信託銀行の「認知症サポート信託」の契約者向けに、SOMPOひまわり生命と米国シリコンバレーのスタートアップ企業、Neurotrack Technologies,Inc.(以下、ニューロトラック社)の業務提携により、国内展開する「ニューロトラック脳ケアアプリ(以下、脳ケア)」の提供を10月29日から開始する。国内金融機関への「脳ケア」の提供は、銀行業界としては国内初の取り組みとなる。
日本の認知症高齢者者数は2012年で462万人と推計され、厚生労働省によると2025年には約700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人に達することが見込まれている。