社会的「孤立」は18歳以上の12% 単身高齢男性で目立つ

厚生労働省研究班のまとめによると、人とのつながりが減ったために、社会的に孤立しているとみられる人が推計で18歳以上の12%(8人に1人)に上ることが分かった。とくに1人暮らしの高齢男性が孤立しやすいという。
日本政府は今後「孤独・孤立」の定義を固めるとともに、夏に策定する経済財政運営の指針「骨太の方針」に対策を盛り込む方針。
調査は18歳以上の約1万人が対象。個人や家庭の状況などを聞き取った国立社会保障・人口問題研究所の調査(2017年)を使用した。