中高生の5%がヤングケアラー 家事や介護に1日4時間従事

厚生労働省が4月12日発表した初の全国調査で、大人の代わりに家事や介護など家族の世話を担う子ども「ヤングケアラー」が、中学生・高校生でおよそ20人に1人いることが明らかになった。家事や介護などに割く時間は1日平均4時間に及び、当事者からは学業への影響を心配する声も出ている。
調査は全国の公立中学の2年生と公立高校(全日制など)の2年生を対象に、2020年12月以降実施し1万3,777人から回答があった。